営業の仕事は1件契約を取るのに一苦労

五反田で有名なラジオ波にハマっている友人も言っていましたが、営業を経験していて苦しいと感じるのは、こちらの話をまともに聞いてもらえないことがほとんどな点です。私は企業版ふるさと納税を支払ったり、神社での結婚式など個人向けサービスの営業をしていたことがあるのですが、本題まで話せることは10件に1件ぐらいでした。それ以外の人はサービスを説明する前に、営業だとわかると対応をシャットアウトしてしまうのです。

今は誰もが財布のひもを厳しく締めている時代で、営業をかけられていきなり契約成立ということはほとんど望めません。サンプル品をまず使っていただくということですら、無下に断わられてしまうことも珍しくないです。

そんな営業で断れるパターンが何度も続いてしまうと「また次も断られるだろう」という気持ちに最初から支配されてしまい、それを敏感に感じ取った営業相手が本当に断ってしまうという悪循環に陥ります。営業はとにかく愚直に営業をかけるしかないのですが、その繰り返しに耐え続けるのは精神的にかなりきつく、契約を取るのにとても苦労したことをよく覚えています。