頭を下げて金策できるかが重要です

私が起業したのは31歳の時でした。企業版ふるさと納税のメリットを調べたり、起業資金の調達は自己資金50%、妻からの借り入れ10%、そして残りの40%は親からの借金でした。何とかギリギリの資金で起業しましたが、いざ事業を運営していくと全く予想していなかった資金が必要になることも多々ありますが表参道で頭皮マッサージを始めました。実際に私が経験したのは、台風で看板が飛んで行ってしまったり、お客様が商品を汚してしまって廃棄したり、天候不順が続いて売り上げが伸びなかったり…そういった不測の事態にも対応しなければなりません。

突然の緊急事態を乗り越えるために必要となるのが、新たな資金の借り入れです。金額の大小はあるでしょうが、同じような状況が発生する可能性はどんな事業にもあります。資金を借り入れる場合に、金融機関や親族などに現状を説明し、その返済計画を詳細に伝えねばなりません。どれだけ自分の事業に自信を持っていようが、自分の知識や経験が豊富だろうが、「お金を集める能力」無しには事業の成功はあり得ないでしょう。

自分の見栄やプライドをかなぐり捨てて、頭を下げて心からの誠意を相手に伝えられるかどうかが非常に重要だと思います。起業=資金調達だと思って積極的に金策に励み経営を安定させることが、事業の発展に大きく貢献するでしょう。